アフィリエイトの種類(デバイス別)
アフィリエイトの分類において、忘れてはいけないのが「ユーザが何によってサイトを見るか」です。
PC(パソコン)やタブレットで見ているのか、それともスマホなのか、はたまたガラケー(フィーチャーホン)なのか。
この違いを意識することは非常に重要です。
一般的に、ユーザの行動として、以下のような傾向が見られます。
PCユーザ
商品を比較検討(価格.comなど)してから購入するため、アクセスが多くてもクリック率が低く、成約率も低い。
しかし人数は圧倒的。
クレジットカードを持っているユーザは、持っていない人に比べてネットでの購入額が20%アップするという調査結果があるので、決済方法などを申し込みボタンの近くに記述しておくと成約率がアップする。
こうした細かいテクニックの効果測定が容易に行える。
長い文章のサイトを「信頼性が高い」と判断する傾向にあるが、全てを読むわけではない。
直帰率(サイトを開いた瞬間に閉じる)も高め。
雰囲気重視。
画像を好む。
スマホユーザ
成約率が高い。
移動中などの細切れ時間に暇潰しに利用しているケースが多い。
商品比較をPCユーザほどしないので、訴求力のあるサイトを作成できれば高い成約率を期待できる。
電話予約で報酬がもらえるタイプのアフィリエイト(エステや飲食店、宿泊施設など)には断然強みを発揮する。
画像や動画も効果的。
また、テレビや雑誌を見ながらスマホの操作を行うため、ホットなキーワードの検索数が多くなる。
サジェスト検索があるため、キーワードの入力ミスや打ち間違いは極端に少ない。
今後は音声入力による「しゃべり言葉」での検索が増えてくる可能性がある。
ゴールデンタイムがあり、12時~13時、15時、17時以降と0時前後はコンバージョン率が高くなる。
ガラケーユーザ
成約率は高いが、あまり積極的にサイトを利用しようとはしていない。
画像や動画は重過ぎると表示される前にページを閉じられる。軽量化が必要。
2012年末の時点では、携帯ユーザのうちフィーチャーホンが67%を占めているが、2013年内で逆転されるものと見られる。
出荷数的にも下降線を辿っているため、携帯アフィリにおいても縮小分野である。
ライバルが減っていくため、あえて狙ってみるというのもひとつの手かもしれない。
以上を踏まえた上でデバイス別アフィリエイトの説明をしていきますが、メインはスマホアフィリについてです。
今後、拡大成長を続ける分野なので、大きく儲けたいと考えている人にとっては避けて通れないテーマです。